福岡のこってり豚骨ラーメンの名店博多だるま - Zeful JapanZeful Japan

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2024年10月5日

福岡のこってり豚骨ラーメンの名店博多だるま

福岡のこってり豚骨ラーメンの名店博多だるま

福岡市中央区に位置する「博多だるま」は、1963年創業の老舗ラーメン店で、特に濃厚な豚骨ラーメンが特徴です。自家製の極細麺とオリジナル醤油を使用したスープは、豊かなコクと香りが楽しめます。柔らかいチャーシューや味付けされた煮玉子も絶品。こだわり抜かれた素材と技法が生み出す味わいは、地元民に愛され続けています。

伝統と革新のラーメン店

福岡の中心地、渡辺通にある「博多だるま」は、昭和38年(1963年)に創業し、以来その伝統を守り続けてきました。特にこってり派にはたまらない濃厚な豚骨ラーメンが自慢で、店舗に近づくと鼻を刺激する強烈な豚骨の香りが漂います。この香りが、お店に足を踏み入れる理由となり、食欲をそそります。

「博多だるま」は、創業からのレシピを継承しつつ、時代に合わせたリニューアルを行い、より良いラーメンを提供しています。お店の外観は、最近リニューアルされたばかりで、壁には多くの著名人のサイン色紙が飾られています。カウンター席やテーブル席もあり、さまざまなシチュエーションで利用可能です。

入店すると、まず目に飛び込むのは券売機。好きなメニューの券を購入し、店員さんに渡す流れになっています。これにより、効率的にオーダーを進められるのも嬉しいポイントです。

こだわり抜いた素材と技法

「博多だるま」のスープは、12時間以上かけて丁寧に炊き上げられます。使用されるのは、鉄製の羽釜。この羽釜で炊くことで、スープの深いコクと旨味が引き出されるのです。スープは「呼び戻し製法」で仕上げられ、古いスープに新しいスープを加えながら、独自の風味を保っています。この手法は、多くのラーメン店で見られるものではなく、博多だるまの特徴と言えます。

さらに、スープに使用される醤油は、店主自ら蔵元に頼み込んで一から作り上げたオリジナルのもの。これにより、他では味わえない特別な旨味を実現しています。スープには化学調味料が使われておらず、純粋な豚骨の旨味を感じることができます。

もちろん、スープの味を引き立てるために、厳選された小麦(麦のいぶき)を自家製造でブレンドした極細麺も見逃せません。低加水率のため、小麦の香りと甘味が強く、スープと一体感を生み出します。この麺は、スープのコクと風味をしっかりと吸収し、口の中でその魅力を存分に楽しむことができます。

究極の組み合わせ

「博多だるま」で一番人気のメニューは「チャーシューメン玉子入」。これは、濃厚な豚骨ラーメンに、厚切りのチャーシューが5枚、さらに味付けされた煮玉子が丸ごと一個トッピングされた、贅沢な一杯です。チャーシューは自家製ダレでじっくり煮込まれ、箸で持つだけでホロホロと崩れるほどの柔らかさが特徴。肉と脂のバランスも絶妙で、口の中でとろけるような食感を楽しめます。

また、煮玉子の黄身がスープにとろりと溶け込み、全体の濃厚さをさらに引き立てます。これらの具材が絶妙に組み合わさり、スープ、麺、チャーシュー、煮玉子のハーモニーが生まれ、何度でも味わいたくなる魅力を持っています。スープが絡む極細麺はさっと食べやすく、早めに楽しむのがおすすめです。もちろん、替え玉(150円)を頼むのも、ラーメンの楽しみの一つです。

豚骨ラーメンの濃厚な風味と、「博多だるま」ならではの独自の具材の組み合わせが、これまでにないラーメン体験を提供してくれます。

店舗情報

博多だるま

福岡県福岡市中央区渡辺通1-8-25

福岡市中央区の「博多だるま」は、1963年創業の老舗ラーメン店で、濃厚な豚骨ラーメンが自慢です。自家製の極細麺とオリジナル醤油のスープは、豊かなコクと香りが楽しめ、柔らかいチャーシューや味付けされた煮玉子も絶品。リニューアルされた店内は居心地良く、多くの著名人のサイン色紙も飾られています。豚骨ラーメンを堪能するなら、ぜひ訪れたい名店です。