「博多ラーメンしばらく」は、福岡市早良区にある本格的な博多ラーメンの名店です。昭和28年に創業し、名物屋台からスタートしたこの店は、豚骨スープを36時間じっくり煮込み、コラーゲンたっぷりの白濁スープを提供しています。特に、ワンタンメンや辛子高菜ラーメンは人気メニューで、居心地の良い店内で味わえるのが魅力。ラーメンの他にも焼飯セットや餃子定食があり、博多の食文化を存分に楽しめるお店です。
名物屋台から生まれた博多ラーメン
「博多ラーメンしばらく」は、昭和28年に誕生した名物屋台からスタートしました。屋台文化が色濃く残る福岡において、当店は博多ラーメンの本場として、多くの人々に愛されています。店名の「しばらく」は、博多ラーメンの十八番を目指した先代の親父の信念が込められており、ラーメンへの強い思いが伝わってきます。
この店の特徴は、じっくりと36時間かけて煮込まれた豚骨スープです。豚骨と水だけを使い、添加物を一切使用せず、体に優しい栄養豊富なコラーゲンがたっぷり入っています。スープは白濁しており、独特の香りが食欲をそそります。豚骨特有の強い臭みはほとんど感じられず、誰でも食べやすい味わいに仕上がっています。
トッピングには、チャーシュー、ネギ、キクラゲがあり、それぞれがスープとの相性を考慮して選ばれています。特製のすりごまを加えることで、香ばしさが増し、スープの味わいが一層深まります。訪れるたびに変わらぬ味を提供する、まさに本物の博多ラーメンが楽しめるお店です。
伝統のメニューとこだわり
博多ラーメンのメニューはシンプルながらも奥深いものが多く、特に人気のある「ワンタンメン」と「辛子高菜ラーメン」は、多くのリピーターを惹きつけています。ワンタンメンは、あふれるスープにたっぷりのワンタンが隠れており、食べる度にその存在感を感じさせます。豚骨スープのコク深さとまろやかさが絶妙に絡み合い、体に染み渡ります。
一方、辛子高菜ラーメンは、スープの上にトッピングされた辛子高菜がピリッとしたアクセントを加え、さっぱりとした中にもコクが感じられます。細麺はスープとの相性も抜群で、特にトッピングに使われる辛子高菜との組み合わせは絶妙です。サクッと食べられる細麺は、スルスルと口に運ばれ、替玉を頼む客も少なくありません。
また、大盛りの「ダブルラーメン」も人気の一つで、通常のラーメンに比べてボリューム感が満点。ラーメンをがっつり食べたい方にはうってつけのメニューです。スープの量が少なく感じる方も、替玉を追加すれば満足感が得られます。
店内にはカウンター席と座敷席があり、アットホームな雰囲気が漂っています。お店を訪れるたびに、温かい笑顔で迎えてくれる大将の存在が、心地よさを一層引き立てます。店内はいつも賑わっており、ラーメンを待つ間もワクワク感が募ります。
おすすめセットと独自の魅力
「博多ラーメンしばらく」では、ラーメン単品以外にも「焼飯セット」や「餃子定食」といった魅力的なメニューが揃っています。焼飯セットは、ラーメンにハーフサイズの焼飯がつくボリュームたっぷりのメニューで、特に若者に人気があります。コク深い味わいの焼飯は、ラーメンとの相性も抜群で、満腹感をしっかりと得られます。
餃子定食もおすすめで、手作りの餃子が楽しめるこのセットは、ラーメン店ながら意外な人気を誇っています。餃子は店内で手包みされ、豚骨スープと白飯、高菜が付いてくるのが特徴です。さらに、年間を通して楽しめるおでんもメニューにあり、色々な味わいを試すことができます。
替玉の楽しみ方も多彩で、卓上に置かれたスリゴマや紅ショウガを使って、味変を楽しむことができます。スープの味を変えることで、何度でも飽きることなく楽しむことができ、ラーメンの楽しさを倍増させてくれます。ここでの食事は、ただのラーメンを超えた、心温まるひとときを提供してくれます。
最後に、やはり「しばらく」のラーメンは外せません。550円というリーズナブルな価格で提供されるラーメンは、豚骨ラーメンの真髄を感じさせる一杯です。福岡に訪れた際は、ぜひ立ち寄りたいお店の一つです。
店舗情報
博多ラーメンしばらく
福岡県福岡市早良区西新１丁目１１−２４ ゼニヤビル1F
福岡市早良区の「博多ラーメンしばらく」は、昭和28年創業の名店で、36時間煮込んだコラーゲンたっぷりの豚骨スープが特徴です。特に人気の「ワンタンメン」や「辛子高菜ラーメン」は、深いコクとまろやかさが絶妙に絡み合い、一度食べると忘れられません。居心地の良い店内で、焼飯セットや餃子定食も楽しめ、博多の食文化を堪能できるスポットです。